ウォレットの場合このコバ面(革の切り口面になります)の仕上げが腕の見せ所の一つに
なりま す。革の裁断面をカンナ・ヘリ落とし等の道具を使い面取りし耐水サンドペーパーで
整えながら 天然フノリをベースとしたアレスオリジナルブレンドのコバ処理材を磨りこみ磨
き上げて仕上げ いきます。 耐水サンドペーパーでの仕上げは、始めに120番又は、240番
の中目である程度コバ面を整えます。更に400番で整え、800番目の細めで仕上げます。
場合によっては、1000番または1500番の極細目で最後の仕上げをします。
この10数回に及ぶ工程を経て、革を曲げても割れにくく透明感がある美しい艶のある
コバ面に仕上げていきます。 |