革のリペアトップ
 
 広島県在住のM.R様30年来の夢『トップガン・G1カスタムジャケットの製作』依頼!!
 ・このようなメールを頂きました。
 

オリジナルレザーウェア アレス 様

 

初めてメールさせて頂きます。

 

私は映画トップガンを見て以来、いつか自分の納得できるG-1のカスタムを作りたいと夢見てきて、

30数年になります。

 

私には当時、映画のオフィシャルスポンサーであったアビレックス社製のメイドインUSAG-1

をベースにしてトップガンモデルをつくりたいという拘りがあります。

 

90年代にビンテージリミテッドM-422Aというアビレックスにしては割とまともなG-1を手に入れて、

これをベースにしようと決めました。

 

しかしながら、このG-1にもかなり許容できない部分があり、パッチをつけるだけでなく、気になる

部分を出来る限り修正した上で、パッチをつけてトップガンモデルをつくりたいと思っています。

トップガンモデルのG-1を夢見てから、かなり長い年月が経過して途中でコクピット社(旧アビレックス)

から発売されたトップガンモデルで我慢しようと思い、ネットオークションで安く手に入れましたが、

満足できず、逆に熱が再燃しました。

 

パッチの方も納得できるものを手に入れることが出来たので、今なら憧れ続けたトップガンモデル

を完成させることができると思い、依頼先をネットで探し、御社のことを知りました。

 

御社なら、なんとかして頂けるのではないかと思いメールをさせて頂いた次第です。

 

何分にも素人ですので、要望がうまく伝わるかどうかわかりませんが、私の要望を資料として

まとめたものをPDFで添付させて頂きました。

 

あくまで素人の要望ですので無理な部分もあると思いますが、確認して頂けると幸いです。

 

よろしければ、現物も送付させて頂いた上で検討して頂きたいと切に願います。

 

依頼内容の概要を下記に記します。

 

 

AVIREX社製 VINTAGE LIMITED M-422A(パッチのついていないプレーンなジャケット)

 

気になる箇所を修正した上で、 17枚のパッチ及びアンカーピンバッヂを取り付けて

 

トップガン仕様のG-1の作成を御願い致します。

 

同送するCRAFTENTERPRISE製の17枚のパッチ、タロン社製ジッパー、

 

MASHのニットリブ、尿素ボタン、及びCOCKPIT社製のトップガンモデルG-1

 

(パッチのついているジャケット)を使用しての作成となります。

 

また、AVIREX社製 VINTAGE LIMITED M-422Aは、色が気に入らなかった為、

 

黒に近いダークシールブラウンになるように染め直していますので、

 

COCKPIT社製G-1より転用した革及び縫い合わせ変更した部分等

 

の色合わせの為、革染め直し修正が必要になります。

 

(COCKPIT社製G-1から革を転用するのは、COCKPIT社は旧AVIREX社であるので、

 

革の製法、質等が同じと思われる為です。)

 

潟Nラフト社製 クラフト染料 黒、SEIWA製 バインダー、潟Nラフト社製 レザーコートマット つや消し

 

水性仕上剤  染め直していますので、これらも同送致します。

 

 

長文になり大変失礼致しました。

 

是非ともよろしく御願い致します。

 

     
【襟ムートンの交換及び襟裏のたごまった革を直す】 
 
 
   
送って頂いた指示書よりリペア作業を進めます 
 
     
襟の分解作業を始めます 
 
     
襟の内側の革がたるんで丸く外側に出てしまっています。 
 
     
     
     
 ムートンの裁断は裏側から行います。マジックで型紙より  ムートンの裁断はカッターを使います 
 裁断ラインを 罫書きします 裏側より 裁断を行います
     
     
 
襟のムートンです 
 
     
同時に襟の尿素 ボタンの交換作業も行います
 
 
襟の裏側のたごまっていた革です。長年の癖が革に付いているので、その癖を取り除きます。
方法は特殊な液を革に塗り付け、革を真っすぐな状態(癖がない状態)にして
革を固定して革が乾燥すると革の特性よりある程度の革の癖は取り除くことが出来ます 
 
   
 
ガラス瓶を使い完成した襟の形を整えます
 
 
 
 
 
 
襟が仕上がりました。襟の裏側部分の革もスッキリ仕上がりました。 
 
【裏地の交換 及びラベルの移動等・・・】
 
 
   
   
   
送って頂いた指示書よりリペア作業を進めます 
     
     
     
ポケットの裏側の生地も交換する為ポケットを一旦取り外します 
 
     
     
     
     
     
取り外した裏地をアイロンで綺麗に整えます 
 
     
  綺麗に整えた取り外した裏地を 型紙にして裏地の裁断を行います
   
     
一緒に送って頂いたCOKPIT製G1のサイズタグ38を外します  新しい裏地に38のタグを付けます 
   
     
指示通りにタグを付け直します  ポケットの付け直します 
   
   
  返しの縫製も指示通りに行いました 
 
     
 
 
 
裏地も綺麗交換致しました 
     
【ファスナー交換及び務歯が隠れるように直す・・・】 
 
   
   
   
送って頂いた指示書よりリペア作業を進めます 
 
     
     
     
     
     
指示通りにファスナー取り付けの部分の折り返しを大きくして  
スッキリなるように折り返しました   
     
     
   
   
 
 
 
 
 
   
  務歯も隠れて良い感じになりました 
 
 
 
フロントファスナーの交換及びフロントファスナーの取り付け部分も細くし、
ファスナーの務歯も隠れるように、スッキリした形で仕上がりました 
     
【ワッペンの縫製を行います 】
     
   ポケットを一旦取り外して  
   ワッペンを縫製します  
     
     
     
 
 
 
 
 
ワッペン17枚の縫製が仕上がりました 
     
【袖リブ 、腰リブの交換します】
     
     
     
 
     
 
 
 
袖リブ、腰リブの交換が仕上がりました 
 
リペアが仕上がりました 
 
 
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